
世の中に必要とされる企業であり続けるために、
各事業の強みを活かし社会に貢献いたします。
代表取締役会長兼CEO金田 達三
G-7グループは、各事業の強みを発揮することで利益重視の経営を推進するとともに、広く社会の課題に目を向け、新しい事業領域にも挑戦し、より良い社会の実現に向けた行動を続けてまいります。
当中間期の業績とその主な要因をお聞かせください。
第51期中間期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績は、売上高110,658百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益3,057百万円(同7.1%増)、経常利益3,275百万円(同7.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益2,238百万円(同9.7%増)となりました。G-7グループは、人間尊重を経営基盤とし、顧客第一主義、現地現場主義によって顧客・株主・従業員・地域社会等のステークホルダーの満足度向上に向けた経営を実践してまいりました。また、当社の経営テーマである、「業務フローの革新」と「DX推進による生産性向上」に取り組み、働きたい会社・選ばれる会社を目指し、収益力の拡大に取り組みました。
売上高につきましては、原材料価格の高止まりや物流費の上昇が続くなか、新規出店の効果や販売が堅調に推移したことなどにより、増収となりました。利益面につきましては、新規出店費用や既存店舗のリニューアルに伴う改装費用、のれん償却費の増加などの減少要因があったものの、全体では増益となりました。
下期の取り組みと通期予想についてお聞かせください。
物価上昇の継続が消費者マインドの下振れなどを通じて個人消費に影響を及ぼすとともに、業種・業態の垣根を越えた競争激化など、厳しい状況が続いておりますが、G-7グループでは引き続き、業務フローの革新とDX推進による生産性向上に取り組み、収益力の拡大を目指してまいります。通期の連結業績につきましては、売上高230,000百万円(前期比7.4%増)、営業利益8,500百万円(同19.3%増)、経常利益8,600百万円(同15.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,700百万円(同15.4%増)を見込んでおります。
株主の皆様へのメッセージをお願いします。
G-7グループでは、社会の期待や要請にお応えするためにサステナビリティへの取り組みを強化しております。引き続き、各事業の強みを活かした持続可能な社会への貢献を通じて、株主の皆様をはじめとするステークホルダーの方々の期待にお応えしてまいります。
なお、当期の配当につきましては、株主の皆様の日頃のご支援にお応えするため、中間配当金を1株につき20円、期末配当金は1株につき20円の普通配当に、1株につき30円の創業50周年記念配当を加え、合計50円(年間配当金70円)を予定しております。
株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を頂戴いたしますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役会長兼CEO金田 達三