トップインタビュー

トップインタビュー

G-7グループは、各事業の強みを発揮することで利益重視の経営を推進するとともに、広く社会の課題に目を向け、新しい事業領域にも挑戦し、より良い社会の実現に向けた行動を続けてまいります。

当期の業績とその主な要因をお聞かせください。

第49期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績は、売上高192,992百万円(前期比9.1%増)、営業利益6,920百万円(同6.4%増)、経常利益7,318百万円(同7.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,175百万円(同35.3%増)と増収増益となりました。

G-7グループは、人間尊重を経営基盤とし、顧客第一主義、現地現場主義によって顧客・株主・社員・地域社会等のステークホルダーの満足度向上に向けた経営を実践してまいりました。また、当社のグループ方針である「『儲ける力』に更に磨きをかける」を経営テーマに、人づくり、組織づくりの再構築を図るとともに、売上から利益重視の経営に努め、収益力の拡大に取り組みました。

売上高につきましては、新規出店などによる増収効果により、堅調に推移しました。利益面につきましては、エネルギー価格の高騰に伴う電気料金などの費用増加や新規出店による出店費用の増加があったものの、増収でカバーし、増益となりました。

来期以降の目標と取り組みについてお聞かせください。

物価上昇に加えて商品・サービスの値上げが行われるなか、消費者の節約志向が高まるとともに、原材料・物流経費・人件費などのコストも軒並み増加するなど、厳しい経営環境が続いております。当社グループでは引き続き、人づくり、組織づくりの再構築を図るとともに、売上から利益重視の生産性向上を図り、儲ける力に更に磨きをかけて収益力を拡大し、市場変動にも強い経営システムと多角的な事業展開により、安定的な成長が見込める企業体制の構築に努めてまいります。

第50期(2024年4月1日〜2025年3月31日)の連結業績予想につきましては、売上高220,000百万円(前期比14.0%増)、営業利益8,200百万円(同18.5%増)、経常利益8,500百万円(同16.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,600百万円(同8.2%増)を見込んでおります。

株主の皆様へのメッセージをお願いします。

G-7グループでは、各事業の強みを活かし、持続可能な社会へ貢献するために、サステナビリティへの取り組みを強化しております(詳細については当社WEBサイトをご覧ください)。引き続き、各事業の強みを活かした持続可能な社会への貢献を通じて、株主の皆様をはじめとするステークホルダーの方々の期待にお応えしてまいります。なお、当期の配当につきましては、中間配当金を1株当たり20円、期末配当金は1株につき20円といたしました。

株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を頂戴いたしますよう、心よりお願い申し上げます。